ベルベットとモザイク

騒がしいですがご容赦ください

Endless SHOCKを観に行ってひたすら泣いていたという話(感想・ネタバレあり)

この記事を書いたのはEndlessSHOCKを拝見した2月中旬のことでした。

まさかこの後に新型コロナウイルスが世界的に大流行して休演になるとは思いませんでした。

早く終息しますように。早くエンターテイメントを楽しめる世の中に戻りますように。

 

JUMPの薮さん沼に落ちたとは言いましたが、「尊敬する先輩は堂本光一くんです」を掲げている私はこの20周年の EndlessSHOCKを満喫してきました。

私の中での「堂本光一」はもう記憶にない幼少の頃から生活の一部になってしまっているので切り離しようがないのです。

相合傘の描き方を教えてもらい最初に書いたのは「光一くん」です。多分6歳くらい。アイドルで王子様でガチ恋でした。

高校生くらいの痛いときは「光一くんになりたい」と思っていました。

今は「上司にしたいNo.1」で落ち着いています。優しく厳しく適切な指導とリーダーシップとお茶目さ可愛らしさと顔面の強さで導いてくれたら成績トップ取りますお願いします。

 

余談はさておき、このEndlessSHOCKという作品ですが、ご存知ない方にさっくり説明しますと

・最初はジャニー喜多川作・演出「PLAYZONE'91 SHOCK」PLAYZONEは毎年少年隊が行なっていた舞台のことです。

・2000年「MILLENNIUM SHOCK」主演:堂本光一 内容は91から変更されているとのこと。東山さんに赤坂くんに翼くんも出てお祭りだと思っていたら、翌年も上演することが決定!〜2004年まではキャストや内容を変えながら上演されました。ショー要素が強かったと記憶しています。

・2005年「Endless SHOCK」として内容を一新。ジャニーさんの名前は入るものの、光一自身が脚本・演出・音楽すべてを手がける

・以降、光一以外のキャストを入れ替えながらブラッシュアップを重ねながら現在に至る。「MILLENNIUM SHOCK」から20周年。

 

さて、そのEndlessSHOCKに7年ぶりに行ってきました!

ほとんど泣いていました。

ストーリーはまぁ変わらないんです。泣きやすい私は毎回(            )の場面で泣いてしまうんですが。

↑この場面もまたさらに泣かせるような演出に変更になってましたよ!

 毎回進化し続けて凄い!

 

また今年はエモいポイントが多い!

ということでなぜずっと泣いていたかということをつらつら述べていきます。

 

①ジャニーさんが亡くなってから初めてのEndless SHOCK

ジャニーズのステージ(特に舞台)ならみんなそうだと思うのですが、とにかく座長はジャニーさんとぶつかりながら作っていく。

中でもこれだけの歴史、ずっと座長ということで光一さんはジャニーさんと長い間、時に楽しく、時にぶつかりながら作品を創り上げてきました。

2005年に光一くんの手で大幅に創り変えられて以降も、光一くんはジャニーさんの看板を掲げ続けました。

それが、今年はもうジャニーさんがいない。

初めての光一だけ(というと語弊がありますが)のステージ。

これまでも覚悟を持って臨んでいたステージですが、背負い方が変わった(とは本人は言いません。今まで通りという顔をしていますが、こっちは勝手にそう思います)

この事実を想うだけで10回は泣きました。

 

②ジャニーさんと光一くんの関係

①に関連するのですが。正直、これまで光一くんのジャニーさんへの想いは私にはあんまりわからなかったのです。

もちろん尊敬しているのは確かですが、それ以上の想いは毎年の各雑誌・パンフからは汲み取れませんでした。

コンサートMCやテレビ・ラジオでいじりまくっているしw

ところが、ジャニーさんが亡くなった後のインタビューやコンサートでの発言、SMGO(ジャニーズウェブ連載)でその想いがポロポロ溢れてくる。

年末年始のコンサートでの「ジャニーさんが翼を授けてくれた」だから自分は羽ばたけるのだ、との言葉。

ジャニーさんの葬儀で泣いていたこと

(滅多なことで泣かない、本当に泣かない「鉄の涙腺」by光一)

(しかもそれを剛さんから、「You...」という曲によって暴かれるという)

(「You...」についてはネット上にたくさんある素敵なコンレポを読んでください。私は泣き腫らしていて記憶がありません)

また、これはジャニーさん死去後にたまたまJUMPにハマっていく中で知ったのですが、

ジャニーさんはデビューするグループが増えていく中でその全てに関与することが難しくなくなってきていたそうです(これがJUMPコンの光一演出の話に繋がる)。

そんな中ではあるのですがKinKiのコンサートの楽屋にはいつも来ていたそうです。

KinKi Kidsはジャニーさんが最後まで手にかけていたのだと思うと、ジャニーさんがいなくなったことがより重たく感じられます。

 

③ストーリーとジャニーさん

さっくりネタバレしちゃうと、SHOCKのラストはコウイチがショーに命を尽くして死ぬんですけど(雑)生涯をエンターテイメントに捧げて亡くなったジャニーさんと重ね合わせてしまいます。

 

④ライバル役が上田くん

KinKiのバックについていた当時のKAT-TUNがオラオラしていたことは、当時を見ていた皆さまはよくご存知だと思いますし、メンバーたちもよく話しているのですが

光一さんも相当とんがってましたよwww

当時の発言が思い出せないのですが(^^;)

光一さんも年齢を重ねて丸くなったんだなぁと時間の経過を感じました。

 

さて本編の感想ですが

相変わらず命削ってんな〜

という印象でした。

きっちり揃うダンスに歌声、激しい殺陣にアクションに階段落ち、そして飛びまくり。

今回は1階後方の席なので息遣いまでは確認できませんでしたが、命の燃える輝きは健在でした。

 

昨年、帝国劇場で別の作品を観劇したのですが、SHOCKは舞台の使い方がうまいというか、同じ面積なのによくぞこんなに目一杯使って豪華なショーを繰り広げるなと思います。

とにかく目が休まる瞬間・スペースがない。

見る方も体力を使います笑

 

セリフや各場面の演出は以前観劇したときよりスッキリしていましたが、やっぱり初見の方はストーリーがうまく飲み込めない(特に2幕の展開)と思います。

なんとな〜く雰囲気を伝えるだけならこれで良いのかな。

 

コウイチ(の中の人)の年齢が上がっていて、以前のガムシャラ感が消えていました。

以前は頑固×頑固、独走×置いていきぼり、という単純明快な構造だったところから、各人物の気持ちが細かく描写されるようになり、脇を固めるジャニーズの後輩たちにもきちんとスポットが当たるようになっていました。

 

 

細かい感想

・初めのスクリーンでの紹介でジャニーさんの名前が出たところで「うっ・・・うっ・・・ジャニーさん・・・!」ととりあえず泣く。

・しばらく「ジャニーさん・・・涙」

・まだ赤いスポーツカーが飛んでいたので涙が「スンッ」と止まりました。

・事前情報「過去一番治安の悪いSHOCK」「一番治安の良い上田」は事実でした。

・美波里さん。。。カッコいい。。。以前からのストーリー変更で母のような包容力が増していました。

・私の好きなピチピチ黒デニムブーツがない!コウイチのお尻を返して!

・『夜の海』を見ると無条件で泣き叫ぶ体質(心の中で)

・大桜の演出が泣ける。。。以前に観たときはコウイチが横たわっていたのですが、今回はコウイチが桜に吸い込まれるように去っていくようになっていました。

・ジャニーズ舞台の薮さんを観たいです(早く「滝沢歌舞伎10th」を買いなさい)

 

 

光ちゃんはジャニーさんになるのかな。

コウイチは(中の人の加齢もあり)カンパニーの一人ひとりを見守り成長させる人物になっていました。

まるで稽古で光一くんがそうするように。

 

光一さんの頭の中を覗きたいな…

 

そう思っていたところに!


堂本光一|RIDE ON TIME 前編 3月13日(金)25:15~!

楽しみ!!!!!!!!!!