いつかお会いできたなら。ジョセフに夢を見せていただいた話
ただの思い出語り。
薮宏太さん主演ミュージカル
『ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』が、新型コロナウイルスの蔓延のため全公演中止となりました。
カンパニーは解散となったことを、共演者の方々がSNSで報告してくださいました。
薮さんもFC会員向け・ジャニーズWeb会員向け動画で報告してくれました。
今は上演できずにいますが、この作品を”幻”にはしてほしくないです。
プロデューサーや演出家をはじめとしたスタッフの皆様やカンパニーの皆様が費やしてきた時間やお金や情熱は決してなくなるものではないですし、
それを形として表していただけるのであれば、ぜひ「ジョセフ」でお願いしたいです。
また、ジョセフは上演されませんでしたが、人々の心に何かを残したと思います。
それは私にとっても。
ジョセフは中止になってしまいましたが、私にとっては初めての自担の現場であり、楽しみにしていた時間はまるで夢のようでした。
まだHey!Say!JUMPにはまろうか迷っていたあの頃。
11月1日に公演が発表されました。
全編歌。世界中で愛されるミュージカル。
巨匠の処女作。超一流演出家。
神々しいビジュアルに「薮宏太 降臨」の文字。
ああ、なんてすごい人を好きになってしまったんだろう。
どうしよう、どうしよう、観たい、観たい。
ファンクラブに入ってチケットを申し込もう。
覚悟を決めて飛び込むきっかけになったのが「ジョセフ」でした。
そこからTwitterアカウントを作って、薮さん担当の方やHey!Say!JUMPを応援する方を次々とフォローしました。
毎日検索して情報を集めました。
なんせもう18年もアイドルをしている方ですから!
新しく彼を知っていく日々はとても楽しかった。
彼を讃えたり、可愛さに悶えたりするファンの方々の姿を見ては喜んでいました。
チケット当選の報を受けて、とても嬉しく思いました。
コンサートのMCで嬉しそうにお知らせをしていたと聞いて、また嬉しくなりました。
年始にスタートした雑誌ラッシュ。
次々に掲載が発表され、また表紙を飾るものもあり、その度に喜びました。
表紙を飾る雑誌が書店で並んでいる様子にはジーンとしてしまいました。
インタビューから伺える、作品への考え方、努力する様子。仕事への向き合い方。
先輩、後輩、同世代との対談でも新しく薮さんを知ることができました。
毎月のアイドル誌やCD発売に伴うTV雑誌掲載、FC会報、ジャニーズWeb「JUMPaper」の更新。
ジョセフ以外のインタビュー等も充実していて、さらにミュージカルへの期待を高めていきました。
日生劇場の前で写真を撮りました。
フライヤーをもらいました。
友人に近況を伝えるとどうしても薮さんのことばかりになっていました。
言葉を口から発すると、より想いが強くなっていきました。
ジョセフで披露される薮さんの歌声は、姿は、きっと素晴らしいものに違いない。
観た人を魅了して、評判が評判を呼び、再演希望されて、FNSのミュージカル特集にも出て…なんて妄想もしていました。
Twitterで薮さん担当の方々やJUMPファンの方々が喜ぶ姿を見て、嬉しさが積み重なっていきました。
ジョセフが発表されてから5ヶ月間。
とても楽しい時間を過ごしました。
「夢のよう」というには現実的すぎるかもしれませんが、舞台誌の表紙の薮さんを見ると「ああ、美しい。やっぱり夢のようだ」と思います。
ありがとうございました。
ジョセフ様、また会える日まで。