ベルベットとモザイク

騒がしいですがご容赦ください

Endless SHOCKを観に行ってひたすら泣いていたという話(感想・ネタバレあり)

この記事を書いたのはEndlessSHOCKを拝見した2月中旬のことでした。

まさかこの後に新型コロナウイルスが世界的に大流行して休演になるとは思いませんでした。

早く終息しますように。早くエンターテイメントを楽しめる世の中に戻りますように。

 

JUMPの薮さん沼に落ちたとは言いましたが、「尊敬する先輩は堂本光一くんです」を掲げている私はこの20周年の EndlessSHOCKを満喫してきました。

私の中での「堂本光一」はもう記憶にない幼少の頃から生活の一部になってしまっているので切り離しようがないのです。

相合傘の描き方を教えてもらい最初に書いたのは「光一くん」です。多分6歳くらい。アイドルで王子様でガチ恋でした。

高校生くらいの痛いときは「光一くんになりたい」と思っていました。

今は「上司にしたいNo.1」で落ち着いています。優しく厳しく適切な指導とリーダーシップとお茶目さ可愛らしさと顔面の強さで導いてくれたら成績トップ取りますお願いします。

 

余談はさておき、このEndlessSHOCKという作品ですが、ご存知ない方にさっくり説明しますと

・最初はジャニー喜多川作・演出「PLAYZONE'91 SHOCK」PLAYZONEは毎年少年隊が行なっていた舞台のことです。

・2000年「MILLENNIUM SHOCK」主演:堂本光一 内容は91から変更されているとのこと。東山さんに赤坂くんに翼くんも出てお祭りだと思っていたら、翌年も上演することが決定!〜2004年まではキャストや内容を変えながら上演されました。ショー要素が強かったと記憶しています。

・2005年「Endless SHOCK」として内容を一新。ジャニーさんの名前は入るものの、光一自身が脚本・演出・音楽すべてを手がける

・以降、光一以外のキャストを入れ替えながらブラッシュアップを重ねながら現在に至る。「MILLENNIUM SHOCK」から20周年。

 

さて、そのEndlessSHOCKに7年ぶりに行ってきました!

ほとんど泣いていました。

ストーリーはまぁ変わらないんです。泣きやすい私は毎回(            )の場面で泣いてしまうんですが。

↑この場面もまたさらに泣かせるような演出に変更になってましたよ!

 毎回進化し続けて凄い!

 

また今年はエモいポイントが多い!

ということでなぜずっと泣いていたかということをつらつら述べていきます。

 

①ジャニーさんが亡くなってから初めてのEndless SHOCK

ジャニーズのステージ(特に舞台)ならみんなそうだと思うのですが、とにかく座長はジャニーさんとぶつかりながら作っていく。

中でもこれだけの歴史、ずっと座長ということで光一さんはジャニーさんと長い間、時に楽しく、時にぶつかりながら作品を創り上げてきました。

2005年に光一くんの手で大幅に創り変えられて以降も、光一くんはジャニーさんの看板を掲げ続けました。

それが、今年はもうジャニーさんがいない。

初めての光一だけ(というと語弊がありますが)のステージ。

これまでも覚悟を持って臨んでいたステージですが、背負い方が変わった(とは本人は言いません。今まで通りという顔をしていますが、こっちは勝手にそう思います)

この事実を想うだけで10回は泣きました。

 

②ジャニーさんと光一くんの関係

①に関連するのですが。正直、これまで光一くんのジャニーさんへの想いは私にはあんまりわからなかったのです。

もちろん尊敬しているのは確かですが、それ以上の想いは毎年の各雑誌・パンフからは汲み取れませんでした。

コンサートMCやテレビ・ラジオでいじりまくっているしw

ところが、ジャニーさんが亡くなった後のインタビューやコンサートでの発言、SMGO(ジャニーズウェブ連載)でその想いがポロポロ溢れてくる。

年末年始のコンサートでの「ジャニーさんが翼を授けてくれた」だから自分は羽ばたけるのだ、との言葉。

ジャニーさんの葬儀で泣いていたこと

(滅多なことで泣かない、本当に泣かない「鉄の涙腺」by光一)

(しかもそれを剛さんから、「You...」という曲によって暴かれるという)

(「You...」についてはネット上にたくさんある素敵なコンレポを読んでください。私は泣き腫らしていて記憶がありません)

また、これはジャニーさん死去後にたまたまJUMPにハマっていく中で知ったのですが、

ジャニーさんはデビューするグループが増えていく中でその全てに関与することが難しくなくなってきていたそうです(これがJUMPコンの光一演出の話に繋がる)。

そんな中ではあるのですがKinKiのコンサートの楽屋にはいつも来ていたそうです。

KinKi Kidsはジャニーさんが最後まで手にかけていたのだと思うと、ジャニーさんがいなくなったことがより重たく感じられます。

 

③ストーリーとジャニーさん

さっくりネタバレしちゃうと、SHOCKのラストはコウイチがショーに命を尽くして死ぬんですけど(雑)生涯をエンターテイメントに捧げて亡くなったジャニーさんと重ね合わせてしまいます。

 

④ライバル役が上田くん

KinKiのバックについていた当時のKAT-TUNがオラオラしていたことは、当時を見ていた皆さまはよくご存知だと思いますし、メンバーたちもよく話しているのですが

光一さんも相当とんがってましたよwww

当時の発言が思い出せないのですが(^^;)

光一さんも年齢を重ねて丸くなったんだなぁと時間の経過を感じました。

 

さて本編の感想ですが

相変わらず命削ってんな〜

という印象でした。

きっちり揃うダンスに歌声、激しい殺陣にアクションに階段落ち、そして飛びまくり。

今回は1階後方の席なので息遣いまでは確認できませんでしたが、命の燃える輝きは健在でした。

 

昨年、帝国劇場で別の作品を観劇したのですが、SHOCKは舞台の使い方がうまいというか、同じ面積なのによくぞこんなに目一杯使って豪華なショーを繰り広げるなと思います。

とにかく目が休まる瞬間・スペースがない。

見る方も体力を使います笑

 

セリフや各場面の演出は以前観劇したときよりスッキリしていましたが、やっぱり初見の方はストーリーがうまく飲み込めない(特に2幕の展開)と思います。

なんとな〜く雰囲気を伝えるだけならこれで良いのかな。

 

コウイチ(の中の人)の年齢が上がっていて、以前のガムシャラ感が消えていました。

以前は頑固×頑固、独走×置いていきぼり、という単純明快な構造だったところから、各人物の気持ちが細かく描写されるようになり、脇を固めるジャニーズの後輩たちにもきちんとスポットが当たるようになっていました。

 

 

細かい感想

・初めのスクリーンでの紹介でジャニーさんの名前が出たところで「うっ・・・うっ・・・ジャニーさん・・・!」ととりあえず泣く。

・しばらく「ジャニーさん・・・涙」

・まだ赤いスポーツカーが飛んでいたので涙が「スンッ」と止まりました。

・事前情報「過去一番治安の悪いSHOCK」「一番治安の良い上田」は事実でした。

・美波里さん。。。カッコいい。。。以前からのストーリー変更で母のような包容力が増していました。

・私の好きなピチピチ黒デニムブーツがない!コウイチのお尻を返して!

・『夜の海』を見ると無条件で泣き叫ぶ体質(心の中で)

・大桜の演出が泣ける。。。以前に観たときはコウイチが横たわっていたのですが、今回はコウイチが桜に吸い込まれるように去っていくようになっていました。

・ジャニーズ舞台の薮さんを観たいです(早く「滝沢歌舞伎10th」を買いなさい)

 

 

光ちゃんはジャニーさんになるのかな。

コウイチは(中の人の加齢もあり)カンパニーの一人ひとりを見守り成長させる人物になっていました。

まるで稽古で光一くんがそうするように。

 

光一さんの頭の中を覗きたいな…

 

そう思っていたところに!


堂本光一|RIDE ON TIME 前編 3月13日(金)25:15~!

楽しみ!!!!!!!!!!

(ネタバレ。感想に至らない駄文)Hey!Say!JUMP「I am/Muah Muah」発売おめでとうございます!

Hey!Say!JUMP

I am / Muah Muah

2020.2.26 発売おめでとうございます!

tower.jp

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どんどんぱふぱふ!!

 

わたくしも発表と共に全形態予約購入しまして、

25日にフラゲしてきました〜!

 

超くっっだらない感想をだらだらを書いていきます。

まとまりのないものなので「1行=1ツイート」だと思ってください。

なお、特典のMVメイキング、わちゃわちゃ映像、コンサートでの披露映像については

もうしばらくしてからの感想にします。

(というかCDとMVだけで噛み締めすぎていてしばらく観れなさそう)

 

全体 

歌唱力がまた上がりましたね???

以前の自分を超えていく姿がカッコいいです。素晴らしいです。

PARADEからきた新規の感想としては「楽曲提供が良い」。

時代の最先端を走っているアーティスト×Hey!Say!JUMPという組み合わせが良いですね。

彼ら自身も様々なアーティストから学習していることが多いのだと伺います。

 

 

I am

はい、中島裕翔センターかっこいい。

Hey!Say!JUMPの武器は、楽曲によってセンターを変えられるところにあります(当社調べ)

もちろん不動のセンター・歌とダンスの鬼・Ryosuke Yamadaを軸に置いてはいるのですが

もう一人(曲によっては2人)のセンターをうまく使うことによって、全く違う味付けの料理が出せる!

和食も洋食も中華もできる!

そして他のメンバーが下地になったりスパイスになったりソースになったり変幻自在。

↑この点、各人の得手不得手はあったのですが、今回のカップリング2曲でそこをクリアできたように感じます。これからの成長が楽しみ。

疾走感の強い楽曲で4分あるのに体感1分!「え、もう終わっちゃったの?」とまた再生ボタンを押すんだからいつの間にか時間が経っている!

叫んでいるのに熱く苦しくない、心の燃え上がる炎は見えるのに触れると冷たい印象を受けるのは、途中に鳴る「ピキン」という音のせいでしょうか。

もがいていても外からはそれが見えない美しさ。Hey!Say!JUMPぽい(なんでも「ぽい」)

薮さんのパートでは「近づけば〜」のところが好きです。

振り子のように揺れる歌い方が歌詞にマッチしていると感じます。

ダンスは、JUMP万歳大人数万歳ですね。 それぞれ振り付けが違うところ、揃うところがあって飽きないよね〜(説明下手くそか)

上目遣いで睨むところが好きなんですけど、光くんの睨みがめっちゃ格好いいんですよ。

裕翔さんの歌がメキメキ上手くなっていく様子がまたよくわかる曲でしたね。

2番の髙木くんの切なく苦しい顔とサビ前の知念くんの表情が好き。美。

叫んでいるシーンは「わ〜こんなに良い顔するんだね(涙)」

苦しみ悶える JUMPが好物なのですが(ひどい)、いたジャンでもこんな表情しないじゃない!もっとこういう顔が見たい!

大サビで一瞬ジャニーズっぽく踊る薮さんが映ります。この曲で見れると思わなかった。小さい幸。

 

Muah Muah

初めて聴いた時からムアムア中毒です。

辻村さん、いつもありがとうございます。キラキラふんわりキュートにちょっぴり切なさを纏わせたHey!Say!JUMPをありがとうございます。

Hey!Say!JUMPはウェットな声の方が多いのですが、その中で際立ってドライな声の有岡氏を歌い出しに持ってきたことで「うわー!Hey!Say!JUMP違う!」という気持ちにさせておきながらのポップでキュートででもセクシーな曲で「いやー!やっぱりHey!Say!JUMPってこうだよねー!」と仕上げてきたところに感謝。

Hey!Say!ルージュの妖精JUMPが可愛い。

今年でメンバーの4/9が30歳だー?知るかー!でも大人っぽい感じありませんか?

また妖精さんたちは色が違うので同じ歌詞でも歌い方が大きく違ってそれがまた良い!この曲に限らず。

例えば「染まりゆく世界に身を任せた」

有岡氏は ふわっと浮いて降り立つような、ルージュが陳列されるよう

薮さんは ふわっと浮いて仰向けにゆっくりと倒れていく、ルージュを塗った後に化粧台に置かれたよう

という妄想が膨らみます^^

さて薮さんパート、ハモリとフェイク❤️ラジオでの解禁からもうテンション上がりっぱなしですよ!

よく聴くとまたしても!細かい!技巧!ビブラートにしゃくり!声を掠れさせたり立体感持たせたりとまぁ細かく入れてくる!

ダンスはしっとり可愛くて良いですね! 

MVは可愛すぎてゴロゴロとそこら辺に転がっちゃうよね〜可愛いくてニヤニヤ口を押さえながら見ちゃう〜フルで見てくれ〜頼む〜

MVはひかにゃんが可愛いよっ おじさんのうちで飼っても良いかな?^^

薮さんがカッコいいお兄さんでリアルにいてほしい〜耳かけ〜

可愛い曲なのに可愛いの最高峰・知念ユーリ様がイケ散らかしお兄さんなのにもギュンとする!

無表情で口だけ動かして歌うところも、みんなでキャイキャイしているところもハッピー!

ラストはやっぱ山田氏だよね〜か・ら・の、いのちゃん!「はな壱もんめ」の一言のようにグッと締めるところに伊野尾さん使うの痺れる〜!

 

ところでパッケージがタピオカ屋さんぽくないですか?

前にツイッターで「タピオカとチーズティー売ってる感じ」と言ったけれど、流行り廃りは早いもので、今は韓国マカロン売ってそうだと思っています。

 

 

クランメリア

「ちょーーーーーーーーかっこいいーーーーーー」

膝から崩れ落ちました。

中高生を椎名林檎(初期〜東京事変)などで過ごした方にはグッサグサに突き刺さるのではないでしょうか。

EGO-WRAPPIN'っぽい感じでもありますね。好きです。

提供の宮川さんはこういう楽曲が多いのでしょうか。

みやかわくんも好きという方のツイートでよく見たのがこの曲。


みやかわくん MV 「略奪」

確かにクランメリアを書いた方と同じです!わー好き。みやかわくんも聴いてみようと思います。

さて本題のこの曲ですが、一番びっくりしたのが、声が溶け合っているところ。

これまでの曲にない印象です。

正直、「え、ここ誰?」「ここ何人いる?2人?3人?」と大混乱。

(ど新規ゆえの聴き分け力の不足かもしれませんが)

Hey!Say!JUMPってみんな癖のある声色・声質をしていると思うのですが、その癖が綺麗に和らいで、でも生かされていて、新しいHey!Say!JUMPのハーモニーを作り出しています。

ガシガシ踊ってほしい!バンドでも見たいけれど!みんな裾を翻してくるくる回ってくれ!白い衣装がいい!必ずフルコーラスでお願いします!

ツイッターを徘徊していると、各担当もれなくみなさん屍と化していますね。

それだけ色気・艶・格好良さに溢れて各人に見せ場があるということでしょう!

こういう曲は薮・山田・髙木さん似合いすぎてホントもーけしからんですよ!(鼻血)ねっとり歌わないでよ!好きになっちゃう!好き!

あちこちに歌声で踊っている JUMPくんたちがいるのも良き。下ハモも良き。個性的な大人数グループであることを存分に活かしていますね。

「嬲る」とかのぶらんぶらんした歌い方、ちょっと我儘な女の感じが出ててムカつく可愛い。

「愛でる ように 離さないで」のところ、もう、もう、もう、、、(語彙の消失)

薮さんは音域おばけ・デフォルトで細かいビブラートが付いている・テクニシャンだとはご存知かと思いますが、その薮さんですら「まだこんなテクニックが引き出しに入っていたの!?底なし!!」と感じるので JUMP全体で言ったら、引き出しどころか新築ビル建っちゃってたくらいですね(?)

試聴が公開されたときに、1番の「さぁ」で昇天して

「あ〜ここが1番のキャーポイント^^」

なんて思っていたのに!2番!あんなに長く歌っているの!

しかもラップですよ!からの徐々に音程がついてくる感じ

かーらーのー「あ゛ぁ」

海底の奥のそのまた奥に突き落とされて逆に天に昇りました。

 

ところで

伊野尾さん説も出てきていましたね…私のポンコツ耳の疑問への答えを教えてください…

 

 

ときめきは嘘じゃない

初めて聴いたときは有岡さんが印象的でしたが、フルで聴くとみんなそれぞれ印象に残る!

曲順の関係で先3曲で息絶えてしまい、まだあまり聴けていないんです…

ピコピコポコポコかわゆいかわゆい JUMPちゃん

この曲も終わっちゃうの早い(;_;)

「だから踊ってよ 君らしく」と言われる前に踊っちゃうよね〜

水泡、太陽の光、新芽、春が似合うあたたかい曲ですね。

かと思えば上京したての何もない部屋の夜もいいかも。

この曲は誰のパートとかほとんど意識しないで、 窓に腰掛ける小人JUMPちゃんたちという一括りとして聞ける。

 

 

とっ散らかった感想でした!

多分聴くごとに新しい発見があると思うのでそのうち追記するでしょう!

さぁ楽しんで!

まだ買っていない人は買ってくれ〜!!

薮さんの沼に頭から飛び込んでいった話

はじめにお断わりしておきますが、文章を書くことが苦手でお見苦しい点が多々あると思います。

また、自分語り要素多めなので、「そうそう!そこ良いよね〜わかるわ〜」などときめきを求めている方は期待しないでください。

あと長いからね。

 

 

2019年6月、私は暇で暇で暇で仕方がなかった。

 

切迫流産による自宅安静。からの入院、点滴。風呂も禁止されひたすらに臥床。

第二子妊娠中、予定日まであと5ヶ月弱を残して、この子が生まれないようにひたすら横になり続けるしかなかった。

効果的な治療はない。ただただ時間が過ぎるのを待つだけ。1日でも長くお腹に置いて、人間の身体の出来上がりを待つだけ。

 

実は第一子のときも同様に入院しており、このときに感じたのは

「暇は辛い」

ということ。何もできないもどかしさ、出産や育児、仕事を継続することへの疑問、色々な考えが頭をぐるぐる回わり、Webや書籍での情報収集が止まらなくなり、結果眠れなくなった。

 

このときの反省を生かし、私は暇つぶしとしてある遊びを思いついた。

 

 

 

ジャニヲタごっこ

 

元々ゆる〜くなんですけどね、

ずっとKinKi Kidsをお茶の間で応援し続け(Twitterで実況もして)、作品はとりあえず買い(満喫していますよ)、年末に東京ドームに1回だけ行くゆるゆる応援スタイルをとっています。

KinKi以外のジャニーズについては、デビュー組は顔と名字が一致する程度、テレビに出ていれば好意的に観る、大型音楽番組に出ていれば観るのでヒット曲は知っているくらいです。

 

その中でいつも、ファンの皆様がTwitterやブログで豊かな表現をしているのを見てゲラゲラ笑ったりキュンとしたりしていました。

これは強い愛と感動とエネルギーがあるからできるのでしょう。 

”夢中”って素晴らしい…!

ジャニーズも好きなんですが、ジャニヲタが好きなんです。

その語彙どこからきたの!?

なんでそんな可愛い絵が描けるの?美しい絵が描けるの?文章が書けるの?

なぜ1枚のスナップだけでずっとツイートできるの?

仕事やバイトをガシガシしてお金稼いで潔くCD映像雜誌チケットグッズ遠征費にぶち込む!

お子さんを育てながら家事もきっちりしながら参戦する!

現場に合わせて身体を仕上げて美容室行っておめかしして美味しいもの食べる!

お手紙送る!メール送る!オススメシート作る!

・・・痺れる憧れるぅ!

この「体は動かせないけれど人生で一番時間がある」タイミングで、私も何かに夢中になってみよう!

 

ということでこの悪い遊びを思いついたのです。

 

「人生の一大事に何してんだよ!?」

と思われるかもしれませんが、冷静に考えた結果です。

客観的に事実をまとめていくと

「何もできないから考えるだけ無駄」

「できることの中で最も楽しいことに時間を使おう」

という結論に辿り着いたのです。

 

 

では早速ですが「どのグループにする?」

ここは迷いましたね〜。

みんなカッコよくて可愛いですもんね〜。

 

推しを決めるために色々な番組を観ます。Twitterで皆様の反応も見ながら観ます。

ファンの方が書いている素敵なエピソードも読みます。

 

録画をひっくり返し懐かしい番組やMVなんかを観ながら推しを決めるという名目で時間を潰していました。

 

 

その中で出会ったのが

Hey!Say!JUMP「Masquerade」のMVでした。

 

「sha-na-na」と歌いながら前に出てくる薮くん

 

(´⊙ω⊙`)

 

(´⊙▲⊙`)…ぱーりぃー

 

まっっっっっって

かっ

かっ

カッk

心臓がヒュンとして一旦スマホをスリープに。

 

なんだ…

カッコいい!!!!!

細身に合うタイトなパンツ、ジャケット。

脚が長い!

振舞いがジャニーズ!帝王!

そして何より顔が良い!とっても良い!結局そこが大事!好き!

 

 

一発で気持ちが攫われましたが、急いで自分に言い聞かせる。

これは遊び。所詮遊びの恋(?)

深入りしないように決めました。

 

あくまでも入院している間だけのつもりだったんです。

きっと子供が生まれてしまえば忙しくてそれどころではなくなるだろうと。

 

それに、実は昔、薮くんのことは嫌いでした。

だからそんなにのめり込まないと思っていました。

むかーし、やぶひかがKinKiのバックに付いていた頃。

自分は13歳、薮くんは12歳。

その頃ジュニアの主だったメンバーが年上な中、薮くんは自分より年下。

なのにKinKiと話して、コンサートの演出とはいえ歌い(改めて観ると可愛いし綺麗な歌声ですし最高です)、SHOCKにも出て、とても推されてて人気があって

今考えれば思春期のアホな嫉妬です。

くだらない「嫌い」の理由はもうそこには無かったのです。

 

〜この頃の私に訊いてみた〜

Q 実際のところどう思いますか?

いやぁ〜Hey!Say!JUMPって良いですよね〜。

なんか「ザ・ジャニーズ」って感じがするじゃん?

みんなで揃って歌って、揃って踊って、わちゃわちゃして。

顔の系統がそれぞれ違うのにみんな「ジャニーズっぽい」顔立ちだし。

さっき挙げたジャニヲタの特徴を網羅している典型的なファンがいっぱいいるイメージあるし。

 

とまぁ深入りしないと言いながら、いたジャンもリトラも音楽番組も観ちゃいました。

Twitterでキャッキャしました。  

このときはまだ、沼に頭から飛び込んでいたことに気づいていなかったのです。

 

 

そんな中観た、7月24日のFNS歌の夏まつり。

ディスニーの面々と踊るHey!Say!JUMP。

グーフィーと踊る薮くんはとても可愛らしかった。

途中からミッキーと山田くんの間、センターに立つ薮様を観てドキッとした。

「この人とってもジャニーズっぽい踊り方する。好きだ」

 

いつだったか、多分堂本兄弟郷ひろみさんがゲストだったときに”ジャニーズらしい”ジャケットプレイを披露していたこと

誰のエピソードか忘れたのですが、

ターンをするときに出来るだけ身体を正面に残すこと

手脚を出す前に一旦引いてから出すと派手に見えること

手はぶらぶらさせないように下腹部に当てておくこと

指先まで意識して伸ばすこと

などなど”ジャニーズのダンス”を作りだす要素を思い出しました。

薮くんは全部やっていました。

ずっと光一さんを追っていたせいなのか、それとも元々なのか、

私はこの”ジャニーズらしい”踊りがとても好きでした。

その踊り方をしている薮くんを見て

「これからも観続けたい。ずっと眺めていたい」

という自分の気持ちを素直に認めました。

 

そこから、どんどん情報を集めていました。

 

 

次に好きになったのは伸び伸びとした歌声。

歌がうまいことは知っていました。あの天使の歌声がこんなにも豊かな表現をするようになったのかと思うとまたドキドキしました。

この歌声をずっと浴び続けたい。

 

さらにお茶目な面も知っていきます。

万能感のある帝王とはうって変わって、不器用さがたまらない。

なんでひき肉を素手で炒めるの?なんでアルミホイルを出すことすらできないの?

私がご飯作ってあげるから先に座ってて!

 

カッコいいときは「薮様!」と思うけれど、可愛いときは「薮くん」と思うし、お茶目なときは「薮ちゃん」と思う。

まとめて「薮さん」と呼ぶことにしました。

 

 

そのあとはあれよあれよという間に色んな媒体に手を出して…といきたいところでしたが

一転。

急激に症状が悪化し、色々手を尽くしましたが数日後に息子が生まれました。

予定日より3ヶ月早くに。

気持ちはどん底。ふらふらになりながらNICU(新生児集中治療室)に通う日々が始まりました。

呼吸器、心電図、たくさんの点滴、輸血。すぐに呼吸が下がって鳴るアラート。

保育器に入っているものの体温が下がりやすいので、温かいタオルを当て、面会時間はずっと手で温め続ける。

夕方になったら上の子を迎えに行って世話をして寝かしつけて家事。

合間に録画していた番組やラジオを視聴してリフレッシュしていました。

 

そのまま、秋になりました。

ようやく息子の様子も落ち着きはじめ、楽しいことに向き合いたいと思い始めたところに、アルバム「PARADE」が発売となりました。

好きになってから初めて出る作品。

これからも応援し続けられるかわからないので、試しにと一番曲数が多い通常盤を購入しました。

 

結果、もっと聴きたくなりました。

薮さんの声ももちろん、各メンバーの声がそれぞれ素晴らしく、

重なり合うとまた心地良く。

一人でいるときはずっと聴き続けていました。

その中でもやはり薮さんの声をもっと聴きたい、姿をもっと観たいと強く思うようになりました。

4月からの主演ミュージカルがFCで先行抽選があるとのことで、ようやくここでファンクラブに入りました。

 

かなり長くなってしまったのでここまで。

飛び込んで、でもうまく浸れなくて、4ヶ月かけてやっと心地良くなれた

そんな薮さんの沼に飛び込んだ話。